歯周病と癌との関連について

皆さま、こんにちは!今回は歯周病と関連するがんについてご紹介します。

お口の中の環境が悪化したり、不衛生になることでさまざまな病気―例えばがんや糖尿病、呼吸器疾患などにつながるとされています。なかでも歯周病は口腔がんや肺がん、食道がんをはじめ多くのがんとの関連性が報告されています。

また喫煙はがんや歯周病を悪化させるだけでなく、がん治療にも影響します。例えばがんと診断された後も喫煙を継続すると、がん治療の効果が低下する、口腔内の感染症や肺炎が増加する、がん治療中の口内炎が悪化しやすくなるといったことにつながっていきます。

こういったリスクを上げないためにはご自身でのセルフケアが重要になってきます。しかし、そのセルフケアで口腔内の衛生が維持できなければ、たとえ専門的な口腔ケアをしたとしても約12-16週で元の菌量に戻ってしまいます。そのためセルフケアに励むだけではなく定期的に歯科医院で歯石の除去やクリーニングをしてもらったり、セルフケアの仕方や食生活などについて指導を受けることが大切です。

次回もお楽しみに!