皆様、こんにちは!今回は「歯が抜けた場所を放置することの危険性」と「歯が動くワケ」の2つをご紹介します。
歯が抜けた後の選択肢としては入れ歯やインプラントがあります。しかし長期間その場所を放置してどうするかを悩んでいると、抜いた歯のまわりが動いてしまいます。そうなると、抜いた場所に歯を補う治療をする前に矯正で動いた歯を元に戻す手間が増えてきます。時間だけでなくお金も余分にかかってしまうため、歯を抜いた後のご来院はなるべく早めにされることをおすすめします。
また「歯が動くワケ」についてですが、ポイントになるのはずばり歯にかかる力です。
歯はそれ単体で今の位置に並んでいるのではなく、くちびる・ほお・舌からの力が釣り合う位置に並ぶようになっています。そのため、歯が抜けるなどの原因で力の均衡が崩れると歯の動くスピードが増して歯並びに影響が出てしまうんです。
虫歯や歯周病で歯を失った後は歯がなくなった感覚こそありますが、痛みやぐらつきなどの煩わしさからは解放されます。ですがそこで通院を止めてしまったり、その後の処置をどうするか長期間迷ったりすると、まわりの歯に悪影響が出て結果的に歯を補う治療に入るのが遅れてしまいます。年末年始おいしい食事を楽しむためにも、新しい歯を補う際はあまり期間が開かないようご注意ください!
歯に関するブログについては、これが今年最後の更新になります。皆様、今年もあと少しですが、健やかな体と歯を守り、良い年末をお過ごしください!