皆様こんにちは!お口の周りの機能が低下すると、むせやすくなったり、咳払いが増え、放置すると誤嚥性肺炎や窒息のリスクが上がってしまいます。そこで、
本日はお口の老化を防ぐエクササイズをご案内します。
①唇と舌を鍛える「ベロ回し」→舌を鍛え要ると飲み込む力が増加し、誤嚥しにくくなります。また、唇も引き締まるのでほうれい線も改善します。
やり方 ☆お口をぎゅっと閉じ、舌を歯と唇の間に入れ、歯の上を舐めるように舌を一方にゆっくり大きく回す。反対方向も行う。10回を一セットを1日3回行います。
②咽頭蓋の弁を鍛える「上向きうがい」→喉周りが鍛えられると、食道と器管の境目にある咽頭蓋の弁の動きが良くなり、むせを防げます。
やり方 ☆水を一口含み、天井を見るくらいに顔を上げて、10秒から15秒かけてうがいをします。起床時、食前など1日3回を目安に行ってください。舌の根元を水で洗えるように、できるだ け上を向きますが、水が気管に入りそうなら頸の角度は浅目にしてください。
③ペットボトル運動→喉周りの筋肉や肺活量が鍛えられるので、誤嚥した時に吐き出す力が増します。窒息防止に効果があります。
やり方 ☆2リットル入りの空のペットボトルをくわえ、吸ってへこませます。その後、強く息を吹き込み膨らませます。1日3回が目安です。
④パタカラ運動→お口の周囲の筋肉を鍛えることができます。
やり方 ☆「パ」→上下のくちびるを破裂させるように動かし、パの音を5秒間出し続けます。
☆「タ」→舌の先を口蓋に付けたり離したりしながら、5秒間タの音を出し続けます。
☆「カ」→舌の奥を口蓋に付けたり離したりしながら5秒間カの音を出し続けます。
☆「ラ」→舌の先をまるめて前歯の裏に付け、5秒間ラの音を出し続けます。
これらの運動は、最初は少ししんどく感じるかもしれませんが、慣れてくると楽になってきます。
これらの運動で、若々しく、健口寿命を延ばしてみませんか?
次回もお楽しみに!