皆様こんにちは!本日は、テレビなどでもよく紹介されているスウェーデンの歯科事情についてご案内します。
スウェーデンでは、歯科に対する意識がとても高く、虫歯のお子様がとても少ないとのこと、それにはフッ素の使い方に違いがあることが分かりました。
まず、スウェーデンでは歯が生えたら、すぐ1000ppmのフッ素歯磨き剤を推奨しているとのことです。これは驚きです。なぜなら、日本では5歳までは500ppmまでとされ、6歳以上から1000ppm以上が推奨されているからです。そして、歯磨きの後には「すすがない」ようにし、フッ素が流れ出ないようにしているそうです。
日本では、ジェルタイプではゆすがないでも良いと言われますが、泡タイプはお口に残るのが気持ちよくないとのことから、よくゆすがれる方が多いです。
また、フッ素というと以前に間違った利用での健康への被害が報じられ、「子供の発達を阻害する」「骨の病気を起こす」といった誤った情報が拡散されたことで、不安になられた方がいらっしゃいます。
もちろん、フッ素はお薬なので過剰摂取は良くありません。ですが、「過剰」とは歯磨き剤を1本食べてしまった、洗口液をぐびぐび飲んでしまったような極端なケースのことで、通常の利用ではまず問題は起きないと言われています。
フッ素は、虫歯予防だけでなく、歯を強くする効果もあり、大人の方にも有効です。皆様、フッ素の効果で健康な歯を維持していきましょう!