皆様こんにちは!以前ご案内致しましたシーラントですが、すべてのお子様に必要というわけでは
ありません。
シーラントが必要ではないと判断されるケースは・・・
①奥歯の溝が浅い
②奥歯に溝があってもしっかり磨けていてプラークが溜まっていない
③他の歯に虫歯や詰め物がない
④間食の頻度をはじめ、虫歯になりにくい食生活をしている
⑤フッ素配合の歯磨き剤を毎回利用している
歯は、生え始めてから数年かけて成熟していきます。細菌がつくる酸などによりお口のなかの成分が溶け出す「脱灰」と、唾液の作用でその成分が戻る「再石灰化」の繰り返しで、年月をかけて結晶が硬くなっていきます。生えた歯が虫歯になりやすいのは、結晶が軟らかいからです。
シーラントで覆われた歯の表面は唾液との接触が遮断されるため、歯の成熟が遅くなることもあります。よって、奥歯の溝がそれほど深くないお子さまの場合、メリットデメリットを天秤にかけてシーラントをするか判断されます。
次回もお楽しみに!