大人の歯磨きと子どもの歯磨きに違いについて

皆様こんにちは!本日は大人の歯磨きと子どもの歯磨きの違いについてご案内します。

大人の歯磨きの歯磨きのポイントは「虫歯予防と歯周病予防の両方」です。

 

大人の歯の特徴は

歯周病罹患率が8割超えをしています

・歯周病の影響で歯茎がやせると根元がむき出しとなり虫歯になりやすい

・持病のお薬の副作用などで唾液による歯の修復作用が働きにくいことがある

 

子どもの歯磨きは、虫歯予防がメインです

子供の歯の特徴は

・エナメル質が軟らかく、虫歯になり易い

・歯周病の罹患率は低い

 

 

<歯磨きの方法>

大人の場合:2種類の歯ブラシを使い分けると有用です(日中はデッキタイプ、夜はテーパータイプなど)

⇒虫歯予防にはスクラビング法:歯面に歯ブラシを当て、歯の間に毛先をさしこんでから小刻みに数ミリずつ動かします。歯ブラシは毛先がまっすぐのデッキブラシを利用します。

⇒歯周病予防にはバス法:毛先が細く長いテーパータイプの歯ブラシで歯と歯ぐきの溝をやさしく軽く細かく動かします。

 

子どもの場合

⇒虫歯予防にスクラビング法

⇒フォーンズ法:デッキブラシタイプを利用し、くるくると回しながら磨く方法。仕上げ磨きやフッ素を全体に広げる時に有効です。

 

子供の場合は大体決まっていますが、大人の場合はお口の状態に応じて歯ブラシ・歯磨き剤を変える必要があります。また、実際の磨き方は、歯科医院などで直接指導を受けて頂くと分かりやすいです。お気軽にご相談くださいませ。