皆様こんにちは!先日は知覚過敏についてご案内しました。
「痛いところはそっとしておいたほうが良いだろう」「歯ブラシで触ると歯が削れてしまうかもしれない」と思われる方がいらっしゃると思います。ところが、こうした配慮は知覚過敏の症状を悪化させてしまう可能性があります。歯についた歯垢を取り除かないと、そのなかに棲む虫歯菌が酸を出し、歯を覆って刺激をブロックしてくれている大切なスメア層や再石灰化層を溶かしてしまうからです。
歯科ではコート材の塗布前にプロフェッショナルのクリーニングをさせていただいてます。症状の重い方の場合はあらかじめコート材を塗布して痛みを軽減しておくと支障なくクリーニングが出来ます。この際、低研磨性のペーストを利用します。
クリーニング後に再度コート材を塗布すると定着しやすく、より効果的に歯への刺激をブロックできます。
痛みが心配の方や症状の強い方には、歯間ブラシやフロス、ガーゼなどでお掃除することを工夫し、場合によっては麻酔をしてからクリーニングを行います。
お気軽にご相談くださいませ。