皆様こんにちは!本日は「いびき」についてご案内します。
いびきは軽く考えられがちですが、実は「呼吸がうまくいっていない状態」、すなわち「いびきはからだの悲鳴」でもあるそうです。
睡眠中のお口の状態をいびきをかく人とそうでない人とで比較しますと・・・
☆いびきをかかない人
①口を閉じて鼻で呼吸している
②あごが下がらない
③軟口蓋(鼻の奥の蓋)が下がらない
④舌も垂れ下らない
⑤気道が塞がらないスムーズな呼吸
☆いびきをかく人
①口を開けて呼吸している
②あごが下がる
③軟口蓋が垂れ下る
④舌も垂れ下る
⑤気道が塞がりやすい苦しい呼吸 ということです。
いびきには舌の大きさやあごの大きさが関係し、あごの小さい方、舌の大きい方はその分お口の中が狭くなるので気道が塞がりやすく、いびきもかきやすくなるそうです。
みなさまご存知の「睡眠時無呼吸症候群」との関連もあるとのこと
これは、①脳の異常により呼吸運動がとまるもの②気道の閉塞により呼吸がとまるもの③両方が混在しているものがありますが、9割以上は気道の閉塞が大きな原因となっているとのことです。
いびきを軽視せず、耳鼻咽喉科・呼吸器内科・睡眠センターなどのお早目の受診・対策をお勧めします。