酸齲症と虫歯の違いについて

皆様こんにちは!

本日は前回ご案内しました酸齲症と虫歯の違いについて、簡単にご説明します。

 

虫歯:プラーク(歯垢)によって棲む虫歯菌の出す酸によって限局的に歯が溶ける状態です。

C1:初期の虫歯で、歯の表面のエナメル質に虫歯が出来る状態。痛みなどは出ません。

C2:虫歯がエナメル質の下の象牙質まで進んだ状態。冷たいものがしみることが多いです。

C3:虫歯が象牙質の下の組織の神経まで進んだ状態。ずきずきと激しい痛みが出ます。

C4:歯茎から見える上の組織がほとんど崩壊し、歯の根っこのみが残った状態です。神経が死んでしまっているので、痛みを感じません。ただし、細菌感染を起こすと歯の根っこの先に

膿が溜まって痛みがでることがあります。

酸齲症:酸に触れた歯面全体が広範囲に溶けます。まずエナメル質が溶け、進行すると象牙質がむき出しに。知覚過敏が起き、しみることが多くなります。酸っぱいものを飲んだり食べたりされ   た後は、水を飲むなどして流すことがとても重要になります。

 

 

次回もお楽しみに!