治療させてくれない理由はたくさんあります。
・歯科治療の必要性を理解できる年齢でないから
理解できる年齢は3歳ごろと言われています。
4歳以上のの子では歯科治療に協力できる子が増えてきます。
・発達障害があるから
理解できる年齢に達していても理解力、認知力、コミュニケーション能力の発達の遅れがある場合
・保護者の方が歯科医院の怖いイメージを与えているから
「いう事を聞かないと歯医者さんに行って歯を抜いてもらうよ」などのことを子どもに伝えていると歯科に対して恐怖心を抱いてしまいます。
・過去に嫌な思い、拒否すると帰れたことがあったから
などがあります。
tell-show-do法
分かりやすい言葉(tell)で実物を示しながら(show)伝え、体験させる(do)ことで状況理解が深まる。言葉の理解能力がある3歳以上のお子さんに望ましい。
カウント法
「10秒だけやってみよう」など時間を区切る方法。
目標を明示し、歯科医院では約束したことを守れなければ帰れないという事を学習させる。
オペラント条件づけ法
子どもが歯科治療に協力的であれば褒める、非協力的な時は行動の制止や禁止を言葉や態度で示す方法。
モデリング法
年齢が近い兄弟やお友達の治療を見学させることにより理解を早め、それを模倣させることにより適応行動を引き出す方法。
その子にあった方法を見つけ少しずつステップアップすることで子どもへの自信となりトレーニングしやすくなります。
もし歯科医院で泣いた、嫌がった、暴れた、断られたというお子さんがおられましたらお気軽にご相談ください。