Author Archives: hikaristaff

電動歯ブラシの注意点について

皆様こんにちは!本日は電動歯ブラシの取説についてご案内します。

よくある間違いについてご説明します。

①磨くときにブラシを動かしている

:磨くときにごしごしと動かしてしまっていませんか。基本は「あてるだけ」で大丈夫です。

②ブラシを押し付けている

過度の力で押し付けると、歯や歯茎にダメージを与えてしまうことがあります。高機能の電動歯ブラシには押しつけ過ぎをお知らせしたり、防止する機能が付いているので活用しましょう。

③ブラシを交換していない

:毛先の色が落ちていたり、束がひろがっていませんか?3ヵ月を目安に交換が必要です。

④ブラシヘッドを選んでいない。

ヘッドの大きさや形は歯の形などで適応が異なります。一度、歯科医院でご自身の合うものを聞いてみられることをお勧めします。

 

次回もお楽しみに!

新名神が開通しました!

皆様こんにちは!今日は気分を変えて歯科用語と関係ない投稿をしたいと思います。

昨日、川西神戸間が開通し、アクセスがより便利となりました!

川西からなんと10分程度で西宮北インターまで行けます。

また、さらに利用料も8月末までなんと360円です

途中の宝塚サービスエリアは規模が大きく、様々なショップが入っているようです。

川西の方もお待ちしております。

たばこの影響について

皆様こんにちは!本日はたばこと歯の関係についてご案内します。

喫煙は歯周病になり易いうえ、治療しても治りにくくなります。

たばこを吸うことによるからだの変化というと・・・

①細菌に壊された組織を治す力が弱まる

②細菌からからだを守る免疫機能が低下する

③血液循環が悪くなり、栄養や酸素が届かない

④歯茎や歯を支えている組織や骨が破壊されやすい

⑤酸素が苦手な歯周病菌がパワーアップ

 

喫煙はご周知のとおり、他の内科的な病気も引き起こします。

歯周病で歯を無くされた患者様がよくおっしゃるのは、「もっと歯を大事にすればよかった」ということです。

歯周病により歯を無くすと、入れ歯などが必要となり、生活に大きく支障をきたします。

少しずつでも本数を減らされることをお勧めします。

 

根面う蝕の予防法について

皆様こんにちは!先日は根面う蝕についてご案内致しました。

今回はその予防法についてご案内します。

大きく3つあります。

歯周病を予防する→特に歯肉が下がる原因として歯周病があります。歯肉の腫れや歯のぐらつきなどを感じる前から、歯科医院のメンテナンスを受け定期的に検査されることをお勧めします。

磨き方に注意→日常的に力を入れすぎているとかえって歯肉を痛め、歯肉が下がる原因となります。やさしく丁寧に磨きましょう。

フロスや歯間ブラシを使いましょう→歯と歯の間の清掃がおろそかになると歯周病になってしまいます。フロスや歯間ブラシをできるだけ毎日寝る前には使用するようにしましょう。毎回の食  事後にされるとより効果的です。根面に虫歯が出来始める場所も、歯と歯のあいだの根元のまわりが多いので一石二鳥の予防手段です。

 

 

次回もお楽しみに!

根面齲蝕とは

皆様こんにちは!本日は「根面齲蝕」についてのご案内です。

加齢や歯周病により歯肉が下がると歯の根元が見えてきますが、この歯肉から覗く歯根部の面を「根面」といいます。そして、この部分が虫歯になることを根面齲蝕といいます。

 

ここは実はとても虫歯になり易い場所で、高齢者の方に多くみられます

「私は虫歯になったことがないから大丈夫!」という方も要注意ですので、気になられる方はお早めに検診をお受けくださいませ。

 

 

次回もお楽しみに!

 

酸齲症と虫歯の違いについて

皆様こんにちは!

本日は前回ご案内しました酸齲症と虫歯の違いについて、簡単にご説明します。

 

虫歯:プラーク(歯垢)によって棲む虫歯菌の出す酸によって限局的に歯が溶ける状態です。

C1:初期の虫歯で、歯の表面のエナメル質に虫歯が出来る状態。痛みなどは出ません。

C2:虫歯がエナメル質の下の象牙質まで進んだ状態。冷たいものがしみることが多いです。

C3:虫歯が象牙質の下の組織の神経まで進んだ状態。ずきずきと激しい痛みが出ます。

C4:歯茎から見える上の組織がほとんど崩壊し、歯の根っこのみが残った状態です。神経が死んでしまっているので、痛みを感じません。ただし、細菌感染を起こすと歯の根っこの先に

膿が溜まって痛みがでることがあります。

酸齲症:酸に触れた歯面全体が広範囲に溶けます。まずエナメル質が溶け、進行すると象牙質がむき出しに。知覚過敏が起き、しみることが多くなります。酸っぱいものを飲んだり食べたりされ   た後は、水を飲むなどして流すことがとても重要になります。

 

 

次回もお楽しみに!

 

酸齲症とは

皆様こんにちは!本日は酸齲症についてご案内します。

これは「すっぱいものに触れすぎた歯が溶けて弱くなってしまう病気」です。

酸性度の強い食べ物や飲み物、また逆流した胃酸に日常的にさらされることにより歯が病的に溶けて痛んでしまう状態です。

酸っぱいものを欠かさず食べる健康志向の方や、ストレス社会のなか増え続ける逆流性食道炎などわたしたちの生活に関わりがあり、生活習慣病として注目されています。

気になられる方は、お早めに検診をお受けくださいませ。

歯科用語 №4 

皆様こんにちは!

本日は「根尖病巣」「骨髄炎」「脱灰」についてご案内します。

「根尖病巣」とは歯根の先からその側の骨の中にできる、膿のたまった部分のことです。感染している根管(根っこの管)にできるものです。

「骨髄炎」とは、骨の中の骨髄に起こる炎症で、骨粗鬆症のお薬を飲まれている方は抜歯などの外科処置で起こりやすいため注意が必要です。

「脱灰」歯の表面からカルシウム成分が溶け出す状態です。初期の虫歯の状態です。このレベルだとフッ素や唾液によって再石灰化し回復する可能性があります。

そのため、早めの検診がお勧めです!

 

次回もお楽しみに!

歯科用語 №3

皆様こんにちは!

本日は「根面う蝕」「歯根破折」「歯髄」についてご案内します。

「根面う蝕」:歯茎の退縮で露出した歯根にできる虫歯唾液の減少も原因となり、高齢の方に多くみられます。

「歯根破折」:歯の根っこにひびが入り割れることで、歯の保存は難しい状態のことをいいます。

「歯髄炎」:虫歯が進んで歯髄に起こる炎症のことです。ほとんどの歯の痛みは歯髄炎によるものと言われています。

 

次回もお楽しみに!

歯科用語 №2 プラーク、歯石、ステインとは

皆様こんにちは!

歯科用語2回目です。

今回は「プラーク」「歯石」「ステイン」についてご案内します。

「プラーク」とは細菌のかたまりのことで、バイオフィルムとも呼ばれます。前回お伝えした歯周病の原因の一つです。

「歯石」とは、プラークが石灰化して硬くなったものです。歯石にはさらにプラークが蓄積して歯周病を引き起こしますので、フロスや歯間ブラシで除去したり、定期的に衛生士によるクリーニングをすることが大切です。

「ステイン」とは、飲料やたばこなどが原因でついてしまう歯の表面の着色のことです。歯の汚れはお顔のイメージに大きく影響しますので、除去しておくことが大切です。

お忙しい方でもメンテナンスできる歯科専用の歯磨き粉などが効果的ですので、ご希望の方はお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

次回もお楽しみに!