Author Archives: hikaristaff

ダイエットの味方 ヒスタミン!

皆様こんにちは!本日はダイエットの味方「ヒスタミン」についてご案内します。

以前に「ガム噛み」は良いとお伝えしておりましたが、これは噛む刺激によって満腹中枢を刺激するヒスタミンが増えるからなのだそうです。

さらに、このヒスタミンは交感神経を刺激してエネルギーの代謝を上げ、内臓脂肪の代謝も促してくれるということです!

よって、食前10分前にガムを噛むことによってダイエット効果が期待できます!実際に9週間程度の実施で、2キロ程度減量できたという結果がでております。

私の周りでも、良く噛む方に肥満の方はいないです。

よかったら、お試しくださいませ。

 

次回もお楽しみに!

1歯スプリントの感想

皆様こんにちは!

本日は以前にご案内致しました1歯スプリントについて、実際にされた方の感想をご案内します。

Y様は両方の奥歯が冷たいもの・温かいもの両方がしみ、また硬いものを食べた時に「ズキーン」としたとして、診察されました。

医師による診療を受け、原因となる虫歯・歯周病は見つかりませんでした。ただ、奥歯のくいしばりの症状がみられ、ところどころ歯のすり減りが見つかりました。よって、1歯スプリントを作成し前から4番目の歯に夜間装着していただくこととしました。

すると、2~3日で症状が無くなり、しみなくなったとのことです。

 

くいしばり症状は、原因が様々ですが、決して軽視できず、歯の神経まで侵してしまうことがあります。また、普段の生活の精神状態・姿勢も大きく影響します。当クリニックでは、歯の治療に併せて指導させていただいております。

歯ぎしり・くいしばりなどがある方や、ご家族にいらっしゃる方、ご相談くださいませ。

噛めないとどんな栄養素が不足する?

皆様こんにちは!本日は噛める人と噛めない人の栄養摂取についてご案内します。

 

歯が悪くなると、全体的に食が細くなってしまったり、柔らかいものを好んで食べるようになる傾向にあります。すると、食事全体に占めるおかゆやうどんなどの麺類の比重が増えがちです。また、手軽に満足感を得られるお菓子の間食も増える傾向が見られます。

その結果、糖質過多になりやすく、血糖値のコントロールが難しくなります。根菜などはごくやわらかくしないと食べられないため食物繊維が不足しがちになります。皆様ご存知の通り、食物繊維が不足すると便秘になりやすくなります。そして、深刻なのがタンパク質不足です。肉を噛み切ることが難しくなると自然と箸が向かなくなるようです。タンパク質摂取量が減ると、筋肉量が減って体力や免疫力が低下してしまいます。肉類に多く含まれるビタミンA不足は貧血や肌荒れの原因となり、虚弱体質になりやすくなります

このように、健康寿命を長く保っていただくには「よく噛める」ことが非常に大切となります。少しでも噛む力に自信が持てない方、歯科にて噛み合わせを診てもらうことをお勧めします。

次回もお楽しみに!

予防歯科先進国 スウェーデン!

皆様はスウェーデンときいて何を思い浮かびますか?

バイキング、トナカイ・・・などでしょうか?

実はスウェーデンは予防歯科の先進国で、国民の歯に対する健康意識が非常に高い国なのです。

日本における予防の知識や歯科技術にはスウェーデンから入ってきたものも多いようです。

今回は歯に関するスウェーデンの情報について少しご案内します。

まず、歯科医師と歯科衛生士の数をみてみましょう

①歯科医師数は約7500人⇒日本は約10万人 これでは日本がとても多いように思われると思いますが、患者1人あたりの歯科医師の数はスウェーデンでは約1320人に一人日本では1270人に一人で、そんなに大差ないですね。

②歯科衛生士の数は約3,800人⇒日本では11万6000人

患者1人あたりの人数では、スウェーデンでは約2600人に一人日本では約1100人に一人となります。

ただ、近年日本ではどの歯科医院でも衛生士不足と言われています。

 

次にスウェーデンの歯科についての取り組みについてご案内します。

昔は日本と同様に虫歯や歯周病に悩まされる方が多かったようですが、1970年代から国を挙げて予防歯科を推進するようになり一変したよう。20歳未満経の歯科治療の無料化、定期検診の啓発、虫歯や歯周病の教育の推進をされた結果、国民の歯の健康状態は著しく改善されたようです。現在、12歳児の虫歯経験数は0・8歳と世界トップクラス(日本は1.4本)です。日本もそうなりたいですね。

 

次回もお楽しみに!

歯周検査について

皆様こんにちは!

歯科に行かれた時によくされる細い棒を差し込むチクチクする検査があります。これは「プローブ」と呼ばれる細い棒を歯茎の溝に挿入して、歯周病にかかっているか、歯周病がどの程度進行しているかを調べる検査で、とても大切なものです。歯周病は歯を支えている骨が溶けていく、いわば「骨の病気」です。

歯周病による歯茎の炎症は、お口の中を見ただけでは正確に分かりません。なぜなら、炎症は歯茎の内側から発生するからです。プローブを指して出血するというのは、歯茎が「手をすりむいた時にジュクジュクしている状態」と同じような状態になっているということです。出血している状態が続くと、歯茎の溝が深くなり「歯周ポケット」ができます。これは歯周病の重症度を把握する指標で、4㎜以上になると病的な状態です。一般的にはこの検査に加えてレントゲン写真で骨の吸収具合をみて判断します。

歯周炎は一人一人お口の中でも、歯によっても進行度が違います。また、1本の歯でも歯の表側や裏側、歯と歯の間など、場所によっても進行程度が異なるのが普通です。ですから、プローブ検査は1か所だけでなく、全部の歯の周りにまんべんなく行う必要があります。

個人差はあるものの、炎症が治まっていくとプローブを差し込んでも出血しなくなり、痛みもなくなります。大切な検査ですので、頑張って受けてくださいね。

なお、痛みが感じやすい方は検査の時間をゆっくりとることで少し軽減できますので、スタッフにお話されると良いと思います。

 

次回もお楽しみに!

ありがとうございました。

皆様こんにちは!9日、以前からご案内しておりました自治会の講演会「寝たきりにならないための歯の健康」を終えました。

雨の中、たくさんの方に参加していただき、大変有意義な時間を過ごすことが出来ました。質疑応答も活発なご意見多数いただき、感謝しております。

今後とも研鑽を積んでまいりますので、よろしくお願い致します。

尚、ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

 

本日午後の診療について

おはようございます。本日午後の診療は台風の接近に伴いまして、可能な方は変更をお願いしております。

なお、お電話が繋がらない方につきましては院長にて対応致します。ご不明な点がございましたらお問い合わせくださいませ。

よろしくお願い致します。

☆お知らせ☆

皆様こんにちは!

本日は今月の9日に行われる北六甲台の講演についてのご案内です。

当クリニックの院長:村上が「寝たきりにならないための歯の健康」というテーマで講演致します。内容は、寝たきりにとどまらず、歯と姿勢の関係、お食事との関係など老若男女問わず楽しんで頂ける内容となっております。

開催日:平成30年 9月9日 日曜日

開演時間:13:30~15:00

場所:北六甲台コミュニティセンターA室

 

皆様のご参加を心よりお待ちしております。よろしくお願い致します。

 

歯磨き剤の研磨効果について

皆様こんにちは!本日は歯磨き剤についてのご案内です。

歯磨き剤のタイプには大きく分けて、

ペースト型:これは一般的によく見られる白やブルーなどの歯磨き剤です。配合されている研磨剤は、基本成分の10~60%で、研磨効果は製品により幅があります。

ジェル型:10~30%の研磨剤が含まれていて、多くはペースト型よりマイルドな研磨効果となっています。研磨剤のないものもあります。

リンス型:これは液体のもので洗口剤のようなもので、研磨剤は含まれていません

フォーム型:泡状のものです。これも研磨剤無配合です。

このような型の違いは、歯ブラシ、歯間ブラシなどとうまく組み合わせて使いこなすと、虫歯や歯周病などご自身のリスクに対応することが可能となります。特にジェル型やリンス型は清掃効果よりも薬用成分を効かせることを目的としているので、ペースト型との併用が有用です。

また、お子様の場合は同じブランドでも研磨効果を抑えた設計になっています。これは、乳歯や生えてきたばかりの永久歯はエナメル質が成熟しておらず、大人の方より軟らかい状態です。ですから、研磨効果を抑えた歯磨き粉をお勧めします。しなみに、歯科医院取り扱いの歯磨き剤は研磨効果を抑えられていますので安心してご利用頂けます。

まずはご自身のお口の状態を把握することが最も大切です。歯磨き選びにお困りの際は、是非歯科医院にて検診をお受けくださいませ。

次回もお楽しみに!

大人の歯磨きと子どもの歯磨きに違いについて

皆様こんにちは!本日は大人の歯磨きと子どもの歯磨きの違いについてご案内します。

大人の歯磨きの歯磨きのポイントは「虫歯予防と歯周病予防の両方」です。

 

大人の歯の特徴は

歯周病罹患率が8割超えをしています

・歯周病の影響で歯茎がやせると根元がむき出しとなり虫歯になりやすい

・持病のお薬の副作用などで唾液による歯の修復作用が働きにくいことがある

 

子どもの歯磨きは、虫歯予防がメインです

子供の歯の特徴は

・エナメル質が軟らかく、虫歯になり易い

・歯周病の罹患率は低い

 

 

<歯磨きの方法>

大人の場合:2種類の歯ブラシを使い分けると有用です(日中はデッキタイプ、夜はテーパータイプなど)

⇒虫歯予防にはスクラビング法:歯面に歯ブラシを当て、歯の間に毛先をさしこんでから小刻みに数ミリずつ動かします。歯ブラシは毛先がまっすぐのデッキブラシを利用します。

⇒歯周病予防にはバス法:毛先が細く長いテーパータイプの歯ブラシで歯と歯ぐきの溝をやさしく軽く細かく動かします。

 

子どもの場合

⇒虫歯予防にスクラビング法

⇒フォーンズ法:デッキブラシタイプを利用し、くるくると回しながら磨く方法。仕上げ磨きやフッ素を全体に広げる時に有効です。

 

子供の場合は大体決まっていますが、大人の場合はお口の状態に応じて歯ブラシ・歯磨き剤を変える必要があります。また、実際の磨き方は、歯科医院などで直接指導を受けて頂くと分かりやすいです。お気軽にご相談くださいませ。